夢を見出すことのできた人たちの職場での実際の声

夢は叶えるもの

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仕事に夢を見出した人たちの声

仕事に夢を見出した人たちの声

夢を持つことは、人生においてとても大切なこと。その夢を仕事の中に見出せたら、より充実した日々を送ることができます。そこで、実際に仕事で夢を見出せた人たちの声を紹介します。業種で異なる仕事内容ですが、どこにその夢を見つける決定的な部分があったのでしょうか。今回は、看護師と介護福祉士にスポットを当てていきます。

看護師として夢を見出せた瞬間

ある看護師の体験談です。この方はICUや救急外来など、急性期の病院や部署のみで勤務していて、慢性期の部署などはほとんど経験がありませんでした。また急性期の病院や部署の仕事にやりがいを感じていたため、ここで看護師として働こうと決めました。
ある病院で勤務していた時に東日本大震災が起きました。幸い周辺では大きな震災の影響は受けませんでした。しかし、東北地方の様子がメディアで報じられる度に、自分にできることを探し始めていました。自分が役に立てることがあるならば、ボランティア団体に所属して現地に行きたいと願っていたところ、医療支援の話がありました。ところが、今の勤務体制では厳しい部分もあり師長に相談したところ、「病院としては許可できない。ただ単に正義感で行くことは危険である」と。現実味のある正当な理由を聞き、自分に不甲斐なさを感じました。
このことがきっかけとなり、DMATを目指すようになりました。DMATとは、災害が発生した時に医療派遣されるチームのことです。機動性があり、特別な訓練を受けているのです。この看護師は「大規模な災害が起きた時に、救急部隊で役に立つ看護師になりたい」と強く思いました。そして、災害に強い病院に転職。救急部門に勤務しながら、遂にDMATの隊員となりました。「忙しい毎日ですが、楽しく充実感に溢れている今こそが、自分の持つ看護師像であり理想だった」と夢への実現を実感しているのです。

介護福祉士として夢を見出せた瞬間

ある介護福祉士の体験談です。高校時代に、ドキュメンタリー番組で介護福祉士の仕事を知り、いつも相手の気持ちになって考えられる人でありたいと思い、専門学校に入学。実習で、実際に人と触れ合っていくうちにあらためて「仕事にしたい」と思いました。最初は不慣れなことが多く、失敗もたびたび。「失敗した時には、周囲から励まされました。そこでの心のやりとりが、支えになりました」仕事が大変な時ほどこの時のことを思い出し、力に変えているのです。
様々な経験を重ねて、「利用者の気持ちになって考えられる職員でありたい」とより願うようになりました。「全員の希望を叶えるのは現実的に難しいことですが、利用者の望むように全力でサポートして、利用者の思いをきちんと感じて受け止め、向き合うことが大切だと気付きました。これからも常に仕事に対して目標を掲げて努力を惜しまないことが大切だとわかりました」と、夢と同時に常に目標を持つこともできたのです。

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